小山町立須走中学校

　今日の１年生、保健体育の授業は保健でした。内容は、身体の成長に関すること。学習内容に合わせ、臨月を迎えた授業者の実姉がゲストティーチャーとして授業に参加してくれました。
　生徒からは様々な質問がでたり、妊婦体験を男子生徒が行ったりと、普段とは違う雰囲気の授業でした。
　実感を伴う学びは、きっと生徒の心に残ったのではないかと思います。

　昨日、町の人権擁護委員の方々に来校いただき、１年生を対象に「人権教室」が開催されました。
　人権教室は、いじめ等の人権問題について考える機会を作ることによって、相手への思いやりの心や生命の尊さを体得すること等を目的とした啓発活動であり、全国の人権擁護委員が中心となって実施しています。
　今回は、言語や文化の違い等による外国人差別を題材に、グループでの意見交換や交流が行われました。話し合いや講師の先生のお話によって、人権を身近な問題として捉えられたのではないかと思います。
　今日の学びを、これからの生活に活かしていきましょう。

　今日10月31日は、ハロウィン。校内には、ハロウィンに関係した掲示をALTのカミラ先生が作成してくれています。
　ハロウィンは、元々2000年以上前の古代ケルト人が行っていた収穫祭で、秋の収穫を祝うとともに死者の霊が戻ってくると言い伝えられていることから、悪霊を追い払うための宗教的な儀式であったそうです。その後、様々な風習と混ざり合い、今の形になったと言われています。
　１年生の英語の授業では、生徒も思い思いに仮装しながら楽しそうに授業を受けていました。

　１年生の総合的な学習の時間では、地域に関することを学習しています。その学習の一環として、小山町役場フロンティア推進課の協力により、町内湯船地区の新産業エリアと富士スピードウェイ・ウェルカムセンター、富士スピードウェイホテルの見学を行いました。
　生徒は実際の製造現場やホテルなどの施設見学を通して、様々なことを学習できたようです。御協力いただいた皆様、ありがとうございました。

　１年生の技術・家庭（技術分野）では、木材の性質について学習していました。
　配布された同じ大きさ（細長い直方体）の木材を折る活動をしていたのですが、経験で知っている木目の方向で強さが違うということを実感を通して学んでいました。木目を木材の繊維という言葉に置き換えて、繊維の方向による強さの違いを体感と観察を通して学んでいました。
　これから製作に入ると思いますが、木材の性質を利用して、良い作品を仕上げてくれると思います。

　１年生の英語の授業は、いつも元気な声が飛び交います。時には元気が良すぎて窘められることもありますが・・・。今日の授業の最後の活動は、自分に割り当てられたキャラクターカードを頭につけた画用紙の輪に取り付け、相手に英語で伝えられた内容を元にそのキャラクターを当てるというものでした。（自分自身はそのキャラクターを見ていないので、文章から推測します。）自分のキャラクターを当てることができたときには、とても喜んでいました。

　今日は、保護司、更生保護女性会の方々がお見えになり、「社会を明るくする運動」についてのお話を１年生を対象にしてくださいました。
　「社会を明るくする運動」は、法務省が主唱し、毎年７月を強化月間として全国展開されている犯罪や非行の予防と、立ち直りを支える地域づくりのための全国的な啓発運動です。
　「社会を明るくする運動」で中学生を対象にお話をしていただくのは、以下のような理由があります。
・同世代の子供たちが非行やいじめで孤立することを防ぐ
・支え合いや思いやりを大切にする地域づくりへの参加推進
・いのちの大切さや人の心に寄りそう心情を育成する機会
　社会は、多くの人たちが支え合って成り立っています。今日のお話は、社会の一員としての意識を高めていくきっかけになったのではないでしょうか。

　今日は、小山町危機管理局、小山町防災士の皆様に来校いただき、「ふじのくにジュニア防災士」講座が開催されました。本校では、１年生を対象に本講座を開設しており、生徒は今日の講座に加え、１２月の地域防災訓練などに参加すると「ジュニア防災士」として認定されます。
　今日は防災に関する、様々なことを実地体験を通して学ぶことができました。平日昼間に自然災害が発生した際、地域では中学生が大きな力になることと思います。そうした際には、今日学んだ様々なことを生かせるといいですね。

　4月7日、令和7年度　須走中学校入学式が本校体育館を会場に挙行されました。多くの来賓の皆様、保護者の皆様に見守られ、29名の新入生が新たに須走中学校の仲間になりました。
　入学式後の学活では、保護者の方と教科書の確認などが行われ、これから始まる中学校生活への期待が高まっている様子がうかがえました。